【おかえりモネ】美波の死因は溺死！時系列と留守電の内容まとめ

おかえりモネは震災（津波）を重く扱っているドラマで、亮の母親の美波が行方不明というのもリアルです。

死因は濁されていますが、津波が原因なことは明らかです。

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1 【おかえりモネ】美波の死因は溺死！
2 【おかえりモネ】美波の死亡までの時系列
3 【おかえりモネ】美波からの留守電の内容
4 【おかえりモネ】美波の死因まとめ

【おかえりモネ】美波の死因は溺死！

亮の母親の美波さんは、いまも行方不明です。

死亡は断言できませんが、ついに新次は死亡届に判を押しました。

死亡の原因は津波なので、死因は溺死といえます。

ところで、実際に東日本大震災の津波で多かった死因を調べると、なんと12分類という細かさでした。

12個の死因一覧（系統別）

身体的ダメージによる死因6種類

頭部の損傷
頚部の損傷
胸部の損傷
詳細不明の多発性損傷
外傷性ショック
窒息

自然環境による死因3種類

溺死
焼死
低体温（症）

それ以外の死因3種類

心疾患
その他
不詳

内訳

溺死91.1％、不詳5.1％、焼死0.9％、窒息0.7％、頭部の損傷0.5％、外傷性ショック0.4％

(ヤフーニュースPAGE)

津波＝溺死（水死）、と一括して言えるほど単純ではないことが分かりますね。

死亡原因の3位が「焼死」なのを見ると、必ずしも水ではなく陸上で、自身による火災に焼かれる可能性もあったということ。

とはいえ津波死亡原因の91％は溺死となっていますし、津波を匂わせる描写もあったので、美波さんの死因も溺死でしょう。

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【おかえりモネ】美波の死亡までの時系列

美波さんの死亡までの時系列をまとめます。

2011年3月11日

午後2時46分　地震発生

午後3時10分　美波から新次に留守電

午後3時11分　津波の最大波が気仙沼を襲う

その後、美波さんの遺体は発見されていません。

ちなみに、一般的に失踪した人が死亡したとされるのは7年ですが、東日本大震災はその限りではありません。

東日本大震災で被災された方で，御遺体が発見されていない方についても，死亡届を市区町村に提出できます。
　　この場合には，次の書類を御用意ください。
　(1)　届出人の申述書
　(2)　死亡したと考えられる方の被災状況を現認した者等の申述書
　(3)　在勤証明書又は在学証明書等の死亡したと考えられる方が東日本大震災の発生時に被災地域にいたことを強く推測させる客観的資料
　(4)　死亡したと考えられる方の行方が判明していない旨の公的機関からの証明書等
　(5)　僧侶等が葬儀をした旨の証明書等のその他参考となる書面

(法務省)

死亡届1枚あれば事足りるわけではなく、根拠となる書類が必要なのです。

これらを提出しても、死亡届が受理されるとは限りません。

不受理（戸籍に明記されない）場合、相続ができません。

大切な人をなくしたのに、なくした証明もできないというのは、悲しいことですね。

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【おかえりモネ】美波からの留守電の内容

#おかえりモネ
モネ母亜哉子は及川新次のケータイに電話したが、電話帳の記載名は「及川美波」。おそらく新次の妻の名前。彼女が残したガラケーなのだろう。 pic.twitter.com/wcg4OsiwKA
— 接種2回目済★ザンボットさん (@zanbottosan) June 2, 2021

ここで、美波さんが新次さんになんと電話したか、留守電の内容をおさらいしましょう。

3月11日午後3：10

「美波です。亮は学校にいっから大丈夫。私も今、位牌持って家出るとこ。

お父さん、船、沖に出せた？　無理しないでね」

どうやら美波さんは、地震の後避難する途中だったようです。

津波警報が出ると船を起きに出すのは「沖出し」といいます。

港内の引き波で転覆しないためですが、もちろん完全に安全とは限りません。

新次はおそらく、できたばかりの自分の船を守るため、昔ながらの「沖出し」をしたのでしょう。

当時、津波警報は頻発していて、船団が3日戻れなかったという記録があります。

船団は押し寄せた瓦礫と連発された津波警報で、港に戻れず、海上で三夜を過ごし3月14日の朝に港に戻った。（河北新報社）

新次さんは、3日後に戻ってみたら最愛の妻が行方知れずになっていた、という状況だったのでしょうか。

瓦礫だらけの街と、どこにもいない妻。

確かに留守電で声を聞いたのに、姿は見えない。

消えてしまった妻の死亡を信じられないのも無理のないことです。

黒いガラケーが美波さんの位牌のよう。#おかえりモネ pic.twitter.com/Yw24NDKyhQ
— 延長料金💉💉 (@dsworks) October 20, 2021

まるで美波さんの位牌であるかのように携帯を握りしめる新次さんの姿は、胸が詰まりました。

#おかえりモネ　あの日から9年、新次は海の仕事から離れた。海から離れることで新次は陸で待つ美波の気持ちが分かるようになった。新次が美波に祈ったように、美波はあの日「位牌」を持って家を出た（留守電でそう言ってる）。位牌には過去の人たちの魂が宿る。美波は過去の魂に祈ったんだよねえ。
— kotomi (@hiootomi) October 19, 2021

震災後、再び自分の船を持つ夢もありましたが、結局は海から離れた新次さん。

今度は息子の船を待つ立場になります。

酒に溺れてしまったのは、陸で亮の帰りを待つだけの身に堪えられなかったのもあるかもしれません。

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