歌手のMISIA(ミーシャ)さんが2020年11月15日午後、テレビ番組収録中に落馬し骨折していたことが明らかになりました。
2020年紅白歌合戦出場が決まっていただけに、出演できるかどうかが話題になっています。
また、報道では骨折箇所を『背骨』とする社と『胸骨』とする社があります。
実際の怪我の具合、歌手活動への影響はどうなるのでしょうか?
現状を探っていきます。
MISIA紅白降板をNHKが否定
MISIAさんの落馬事故に際し、「紅白に出られるのか」という声が大きくなると、NHKは19日、コメントを寄せました。
「紅白歌合戦に出場できるよう、一日も早いご回復をお祈りしています」NHK
降板は検討していないとのこと。
ただしファンとしては「休んだほうが良いのでは」と心配する声が大きいです。
紅白、MISIAの降板検討せずって言ってるけど折ってるところ的にも無理じゃね?
あんなパワフルに歌えないでしょ。
痛くて呼吸も出来ないでしょ。そもそも全治6週間じゃ間に合わないし。
中途半端な状態で出てきても絶対悪化するだけだからちゃんと治るまで休んだ方がいいよ。— ごーいんぐまいうぇい🤪👍 (@bigot_xoxo) November 19, 2020
ましてやMISIAのようなプロの塊のような歌手ならなおさら無理に出場をして悪化するなら、治療に専念してもらった方が良い
MISIA紅白不出場なら代役は誰?
不謹慎ながら、ネットでは早くも「MISIAが紅白欠場なら、代役は誰になるか」と予想する声が上がっています。
NHKでは紅白歌合戦出場の選考基準を
1.今年の活躍
2.世論の支持
3.番組の企画・演出
としています。代役をあらかじめ用意しているという話は聞いたことがありません。
今回はあくまでもMISIAさんの意向を反映してくれることでしょう。
MISIA落馬!怪我の程度は?

MISIAさんの怪我の程度は、実際どのくらいのものなのでしょうか?
MISIA(42)が15日午後、落馬事故で背骨を骨折し全治6週間の重傷を負ったことが18日、分かった。TBS系報道番組「NEWS23」のロケ中に起きたアクシデント。痛みがひどく現在は絶対安静で、紅白のステージに無事に立てるか微妙な状況だ。
(サンスポ)
全治6週間、ということですから決して軽いけがではありません。
翌16日(月)に医師の診察を受けた結果、「胸椎棘突起部の骨折」により全治6週間の診断を受けました。
(株式会社リズメディア)
詳しい診断名は「胸椎(きょうつい)棘突起(きょくとっき)部の骨折」ということですね。


まず「胸椎」は、背骨(脊柱)の中の胸の部分。
それから「棘突起」は、背中側の出っ張りのこと。
ここを折ってしまったんですね。
痛みの度合いはどのくらいなのでしょうか?
また、完全に回復することができるのでしょうか?
スポーツドクターの解説が分かりやすかったので引用します。
棘突起を骨折した場合はだるさや痛みを感じ、軋轢音を聞くことがあります。しかし、棘突起のみの骨折は非常に珍しく、交通外傷など一般外傷としてはあまり見ることはありません。頸椎の場合はカラー、腰椎ならコルセットをして、長くても4週間から5週間で完治するはずです。
(中略)
棘突起のみの骨折は少ないと言いましたが、棘突起骨折は椎骨の脱臼骨折とともに見られることが多く、これはほとんどの場合で脊髄損傷を招くため非常に危険です。椎骨を脱臼骨折した場合はガードナー装置を用い頸椎をけん引して整復手術を行います。
つまり、
・激しい痛みではないために我慢できてしまった
・棘突起のみの骨折なら完治出来る
しかし
・椎骨の脱臼骨折から脊髄損傷を招く可能性がある
損傷した脊髄は修復不可能だといいます。そこまでになっていないかが心配です。
MISIA落馬!今後の歌手活動への影響は?
所属事務所のリズメディアによると、12月5日・6日に予定していたクリスマス・チャリティ・ライヴは中止にするとのこと。
今後のMISIAさんの活動については
今後予定しておりますスケジュールに関しましては、医師の判断を受けながら、慎重に協議をしてゆく所存です。
(株式会社リズメディア)
MISIAさんの元気な顔を見るまで、まだまだ安心できそうもありません。
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