日本初のLGBTパレードを開催した伝説のゲイ活動家、 南定四郎(みなみ・ていしろう) さん。
1994年に日本で初めてのセクシュアルマイノリティのパレードを主催しました。
現在88歳ですが、若い頃はどんな男性だったのか、気になりますよね。
また、子供はいるのか、パートナーはどんな人なのかも調査しました!
南定四郎の若い頃!
#逆転人生 南定四郎さん、お元気そう
— 今野卓 (@JETIKERU) November 30, 2020
だった。南さんの歩んできた人生は、
まさに逆転人生だ。
プライドを持って、自分らしく
生きようという信念は変わらない
のだな。88歳、お元気で活躍して
欲しい。また、沖縄のご自宅を
訪問したい #LGBT pic.twitter.com/iiLxaNuEZ9
南定四郎さんは 樺太(サハリン) 大泊(当時)の生まれで、幼少時を朝鮮人の同級生と過ごしています。
終戦後、本土へ引き上げました。
激動の幼少期だったので、写真が残っていなくても無理はありません。
中高生時代を秋田で過ごしました。
秋田では文学青年として過ごしたそうです。
卒業後は秋田地方検察庁へ就職。
その頃本屋で立ち読みした風俗雑誌で、自分が同性愛者だと気付きました。
その後東京に移り住みました。
ゲイだとカミングアウトしたのは43歳(1974年)の時なので、それまでは社会人として普通に過ごしていたのでしょう。
南定四郎はバツイチで子供はいる?

南定四郎さんの子供について明言されていませんが、何もないからこそ、「子供はいない」と結論できます。
南定四郎さんはバツイチです。
30代、「子供を作らないと」と結婚しましたが、既に同性愛者だと自覚していた南定四郎さんは自分を偽ることができず、離婚しました。
離婚してから男性遍歴を重ね、真実の愛を見つけました。
現在のパートナーとは同居生活をしていますが、そこに子供がいるという話は聞きません。
ちなみに同性愛者が子供を持つには3つの方法があります。
- 養育里親(籍入れず、預かって育てる)
- 友情結婚(異性間で結婚し、実質は同性と育てる)
- ステップファミリー(子供を連れた再婚や事実婚)
南定四郎さんはいずれもしていないようです。
南定四郎のパートナーは20歳年下!顔写真はある?

残念ながら、南定四郎さんのパートナーの顔写真は見つかりませんでした。
確かなのは、20歳年下ということ。

パートナーさん、最初「乾杯だけ」と言っていたのが、話が弾みずっとお付き合いくださった。
驚いたのは、南さんがインタビューで「一回り(12歳)下」と言っていた年齢が実は「20歳下」だったこと。
お庭にドラゴンフルーツが成ってる自宅なのだとか。素敵です。
三橋順子さんはテレビ番組「逆転人生」の解説スタッフなので、テレビのためにインタビューしたのでしょう。
パートナーと沖縄に移住したのは2011年なので、南定四郎さん78歳のときですね。
狭心症をもっている南定四郎さんが沖縄県を訪れたとき、暖かくて過ごしやすかったので移住を決めたとのこと。
——2011年にはパートナーと一緒に沖縄に移住されました。パートナーの方とはどのくらいのお付き合いなのですか?
46年になります。最近では婚姻の平等のための裁判もあり、同性婚について話題になっています。
ところが、ゲイに中には、「ゲイのカップルなんて長く続かないんだから結婚なんて意味がない」という人もいる。
しかし、異性愛の夫婦だってなんの努力もせずに長続きしてるわけじゃないと思うんですよ。
私もパートナーも仕事柄、生活が不規則で、なかなか2人の時間を取れないんです。だからお互いになんとか相手に合わせようと努力してきた。
そういう相手を思う努力が生活全般にわたっていたのでこれだけ長く続いたんだと思っています。
(HUFFPOST)2019年4月
パートナーさんについて分かったことをまとめます。
- パートナーは20歳年下(68歳)
- 沖縄で同居している
- ワインが好き
- 話し好き
- 付き合って48年(2021年現在)
- お互いに生活が不規則で2人の時間を取れない
- 相手を思う努力で続いてきた
二人の時間を取れないということは、ゲイ雑誌の編集や、パレードについてパートナーさんはノータッチということでしょうか。
ツーショット写真が見つからないのも納得です。
南定四郎プロフィール

南定四郎(みなみ・ていしろう)
1931年、樺太(サハリン)・大泊町生まれ。
終戦後、秋田へ移住。青年時代を過ごす。
1972年、ゲイ雑誌『アドン』を創刊。
1996年に休刊するまで編集長を務める。
1984年にIGA(インターナショナル・ゲイ・アソシエーション)日本支部を創立。日本のLGBTムーブメントのルーツの1つとなる。
1994年に日本で初めてのセクシュアルマイノリティのパレード「東京レズビアン&ゲイパレード」(東京レインボーパレード)を主催。
2011年、沖縄県うるま市に移住し、沖縄市社会福祉協議会でLGBTに関する電話相談員を務める。
2018年、LGBTやそうでない人が集うカフェ「空とぶ船」を沖縄県宜野湾市にオープン。
2019年、LGBT応援雑誌『宙とぶ船』創刊。
南定四郎の若い頃!バツイチで子供はいる?パートナーは20歳年下!まとめ
南定四郎さんについて分かったことをまとめます。
若い頃の画像は無し
バツイチで現在も子供はいない
パートナーは20歳年下で48年の付き合い
パートナーの画像は無し
88歳でも精力的にLGBTに向けた活動をしているのは素晴らしいですね。
パートナーさんとは子供がいなくても、48年も連れ添っているなんて、素敵です。
狭心症をもっているとのことでお体が心配ですが、これからもお元気でいてほしいです。
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