東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言ののち辞任することに決まりました。
後任には東京オリンピック・パラリンピック組織委員会評議員の川淵三郎氏が確定しています。
本当に後任としてふさわしいのか?と波紋を呼んでいます。
川淵三郎氏の人物像、ネットの反応など、まとめました。
森喜朗会長の後任の川淵三郎氏がヤバイ!
なぜ、森喜朗氏の後任の川淵三郎氏がヤバイと言われているのか、一つひとつ見ていきましょう。
早稲田大学第二商学部商学科

森喜朗 (83):早大第二商学部商学科卒
川淵三郎(84):早大第二商学部商学科卒東京オリンピック競技大会組織委員会
会 長:森
評議員:川淵(猪瀬の選挙対策本部長)日本トップリーグ連携機構
(Jリーグ、なでしこ、Bリーグ、ラグビー等が所属)
初代会長:森
2代目会長:川淵あっ… pic.twitter.com/LSo8uQXf9X
— 夜鶯 (@ultraman_DT) February 11, 2021
森喜朗氏は川淵三郎氏の後輩で、過去にも自身の右腕や後任として川淵三郎氏を取り上げてきたようです。
森喜朗氏は元ラガーマン、川淵三郎氏は元サッカー選手、という違いはありながら、大学OBでの強い絆に結ばれています。
偏った思想
愛読しているのは『月刊Hanada』という雑誌。
森氏が辞任の意向という報道が出ているが、後任候補として名が挙がっているのは川淵三郎氏だという。「何が何でも東京五輪は予定通り開催」論者で、月刊Hanadaの愛読者。何のことはない、「森喜朗的な秩序」のスペアタイヤのような人物。組織委はここで山口香氏を登用する見識もない組織だということ。 pic.twitter.com/kCvK5w0tA3
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 11, 2021
ちなみに、川淵三郎氏が「愛読者です」と誇らしげにツイートしている「月刊Hanada」がどんな雑誌か、知らない人のために、2019年3月号の新聞広告をご紹介します。
雑誌タイトルに重ねて「韓国自滅への第一歩」。総力大特集は「韓国に止めを!」。こんな雑誌の「愛読者」が東京五輪組織委の次期会長? pic.twitter.com/NoYzl4Nl9d
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 11, 2021
女性蔑視発言のみならず、かつて「神の国」発言をして問題になった森喜朗氏の後任が、差別言論オンパレードで、歴史修正主義雑誌『月刊Hanada』が愛読書であることを公言する川淵三郎氏って、五輪組織委は問題の本質を全くわかっていないとしか思えない。
— 朝岡晶子 (@asaoka_akiko) February 11, 2021
我那覇のドーピング捏造事件

川渕に関してはオシムの時もそうだったけど、我那覇の冤罪ドーピングの時の印象が悪すぎる。
— Buraga-san (@BuragaSan) February 11, 2021
Jリーグの件で川渕氏のインタビュー映像流してるけど保身にはしって我那覇を守ることできなかったよね
我那覇に謝罪したのかな?
自分が叩かれたときは時期監督はオシムとワザとらしく口を滑らして責任回避してたよね— エル (@mesqueunclub05) February 17, 2019
我那覇の冤罪事件とは
サッカーJリーグの我那覇和樹選手に起きた事件
2007年4月24日サンケイスポーツに「我那覇に秘密兵器 にんにく注射でパワー全開」という記事が載った
この報道を見たJリーグのドーピングコントロール(以下DC)委員会がドーピングだと指摘
事実は、感冒(風邪の一種)の治療で、記事はフェイクだった(※にんにく注射であってもドーピングには当たらない)
Jリーグは事実関係を調査しなかった
青木治人DC委員長(当時)は我那覇に弁明をさせないまま、出場停止処分と川崎フロンターレに1000万円の制裁金を課した。理由は「マスコミが騒いだから」
川淵三郎日本サッカー協会会長(当時)は事情聴取の行なわれる前に「我那覇の件はけん責処分とか6試合以下の出場停止処分か、それより重い資格停止(12か月以下)、その程度が常識的なところだろう」とスポーツニッポン紙などに語っている。
この裁定に各所から異論の声が上がるも処分は撤回されず。
我那覇は、最終的には3000万円を越える私財を投じて、スイスのCAS(スポーツ仲裁裁判所)に提訴した。
森喜朗会長の後任の川淵三郎氏に対するネットの声
ほう、森会長辞任かぁ。ただ、後任が川渕さんかぁ。
いや、川渕さんが悪いってんではなくて、このタイミングで女性会長にできないのが日本らしいというかなんというか。悪い意味で。— タカハラ Kスケ (@Narazumonokei) February 11, 2021
Olympic Games Tokyo2020
ついに、組織委員会会長の辞任か。
昭和の戦前の男尊女卑の風潮そのままの森会長。
後任候補は、その1年先輩の川淵三郎氏。
月間Hanadaの愛読者で、百田尚樹著日本国紀を好んで読む人物。
たぶん、森会長とは真逆どころか、同じ系列の人間。日本の見識が問われかねない。— かずや (@subtropical_sea) February 11, 2021
森会長の後任、誰かと思えば川淵三郎氏か。日本バスケットボール協会(JBA)の内紛と分裂でFIBAから国際大会出場資格停止処分を受けた後にも後任になってたな。通称『スポーツ界のゴミ処理屋』JBAでは理事25人が全員辞任したけど、五輪組織委員会ではどうなる事やら
— マカロニandチーズ (@macaronicheese0) February 11, 2021
森喜朗会長の後任の川淵三郎氏がヤバイ理由まとめ
森喜朗会長は後任として川淵三郎氏を指名したわけですが、これは公平に選ばれた人事とは言えないようです。
ヤバイ理由をまとめました。
森喜朗氏と同じ80代、しかも年上
能力ではなくコネによる後任
右翼論者
過去に選手の冤罪を晴らそうとしなかった
前途多難です。
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