漫画(野田彩子)原作の連続ドラマ『ダブル』(放送日未定)
天才役者とその代役の物語です。
BL(ボーイズラブ)ではありません。
原作漫画は現在連載中(未完)ですが、ドラマ『ダブル』の結末はどうなるでしょうか?
ネタバレあらすじ、多家良と愛姫の恋愛についても考察します。
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ドラマ『ダブル』結末ネタバレ

連続ドラマ『ダブル』の結末はどうなるでしょうか?
原作漫画がまだ連載中のためドラマオリジナルの結末になる
ここからが予想です。
現在4巻まで発行されている『ダブル』の、どこまでをドラマにするかで結末が変わります。

この漫画でメインになる宝田多家良(たからだ・たから)

宝田多家良の影になる鴨島友仁(かもしま・ゆうじん)
2人のストーリーのヤマは
- 一緒の劇団から、多家良だけスカウトされ芸能事務所へ
- ドラマに出るときも友仁に頼る多家良
- 二人で受けた映画のオーディションで多家良だけ受かる
- 友仁は多家良から離れる
- 声が出なくなり休職する多家良
- 友仁のおかげで声が治る(←結末予想①)
- 二人で舞台に出る(←結末予想②)
4巻の内容、もしくは次回発刊の5巻までドラマ化されると予想します。
なぜなら、この話は二人の関係性が話の肝であり、主題だからです。
ところでこれは「天才役者と代役の物語」ですが、4巻現在、まだ友仁は大きな作品で「代役」を務めていません。
(小さな劇団程度では最初から代役もやってる)
ドラマでも、「天才役者と代役 」にはならないかもしれません。
ドラマ『ダブル』あらすじ考察!

漫画『ダブル』のあらすじを、ドラマのあらすじに代えてお伝えします。
①二人の共同生活

鴨島友仁(かもしま・ゆうじん) と 宝田多家良(たからだ・たから) は同じ劇団に所属している俳優仲間。
安アパートに隣同士で住み、共同生活をしている。
同い年だが演劇を始めたのは友仁が先で、多家良は友人に惚れ込み役者となった。
演劇を教え込んだ友仁は多家良の才能に気付き、多家良のサポートに回るように。
家事一切ができない多家良の世話を友仁がし、一緒に台本を読み役を練る。
映画の端役で撮影に行く多家良の、劇団での代役を友仁が努める。
友仁はまるで鏡写しのように全く同じ演技ができる。それは二人で役を作り上げているから。
シェイクスピア『お気に召すまま』ジェイクイズ役で道化を演じた多家良は凄まじかった。
多家良が世界一の役者になると確信している友仁は、一方で、自分も世界一になりたいと口に出す。
そのとき、多家良だけが芸能事務所にスカウトされる。
②見出される多家良

劇団を続けながら芸能事務所にも所属した多家良。
友仁は少しずつ多家良の世話から離れていくが、役作りを一緒にすることは変わらない。
最初の仕事はナイトドラマのゲスト出演。
刑事物のドラマで、多家良は犯人の恋人を演じる。
轟九十九(とどろき・つくも)が刑事役で共演した。
監督は元々バラエティ班で、言うことがコロコロ変わり、インパクト重視の演出を求め、多家良の役の解釈を否定。
「舞台役者は使いづらい。バカみたいな分かりやすさが必要。俺は売れるもんを作りたい」
そんな撮影現場に馴染めず逃げ出す多家良。
多家良を冷静にさせたのは、友仁との電話だった。
もう一度役を練ると、身軽に演じられるように。
怪しげな役で、テレビ界に爪痕を残した。
撮影明け、友仁の作るカレーは何より美味しかった。
③巨匠の映画

黒津(くろづ)監督の映画『露命』オーディションに受ける二人。
受かったのは多家良だけで、主人公の不良仲間の役を得る。
劇団の公演(チェーホフ『三人姉妹』)と並行することに。
台本の文字が頭に入らない性質の多家良。今まで友仁に読んでもらっていたが、マネージャーの冷田(つめた)やADに読んでもらうようになった。
映画の撮影が始まると、黒津監督は多家良の頭にある役は誰かとの入れ知恵だと気づく。
「彼のために懸命に覚えたフェラチオ」と罵倒し、多家良の根幹を崩していく。
「自分の頭で考えろ」と黒津監督に叩き直され、役者として独り立ちさせられた多家良。
もう舞台上でも友仁と「鏡写し」ではなくなった。
同じく不良仲間役の今切愛姫(いまぎれ・あき)と共演すると、役の中で多家良は愛姫に惚れているので、自然と距離が近くなる。
轟九十九もまた共演し、何かと気にかけてもらう。
④スターダムと転落

映画クランクアップ後、多家良と友仁の舞台『三人姉妹』を見に来た黒津監督は、多家良のソリューヌイ役に惚れ込む。
自身が撮るCMに起用し、多家良を一躍有名にさせた。
CM撮影地の阿佐ヶ谷で愛姫とお忍びデートすると目撃情報が出回り、多家良の家に不審者が来る。
オートロック付きのマンションに多家良だけ引っ越す。
多家良には夜のドラマの話が来るが、内容のないトレンディドラマ主演でもてはやされることを受け売れられない。
友仁から離れたストレスで、友仁の幻覚を見始める。
心因性失声症で声を失う多家良。
一切仕事を離れ、結局トレンディドラマには出演しないことに。
身の回りの世話をしてくれるのは、友仁でなくマネージャー冷田さん。
見舞いに来た友仁と芝居の話をしたいのに話せなくて苦悩する。
同じく見舞いに来た愛姫と体を重ねる。
寒空の下をさまよい歩きながら芝居のことを考え考え、幻覚の友仁に励まされ、友仁との出会いを思い出す。
当時、縁故入社だった会社でうだつが上がらず、声が出なくなっていた多家良は、フラリと寄った演劇で友仁の演技に惚れ込んだ。
芝居をやりたいと筆談し、友仁に教わることになった過去。
友仁に教わったことで、友仁から離れてもやっていこうと決意したら声が出るように。
その足で芸能事務所に乗り込み伝えた。
華々しいテレビドラマではなく、小規模の映画で復帰した。
⑤舞台共演

岐華江(ふなと・はなえ)演出の舞台『初級革命講座 飛竜伝』
メインキャストは宝田多家良、今切愛姫、轟九十九の三人。
映画『露名』が話題になったことにあやかるキャストだったが、ひょんなことから轟九十九の代わりを鴨島友仁が務めることに。
鴨島友仁と芝居するときの多家良がイキイキしていると華江が見抜いたためだった。
「代えたいキャストにはコネでもっと大きな仕事を与える」ことで知られる華江は、九十九にゴールデンタイムの特番出演の仕事を与えた、舞台から降板させた。
離れる決心をしたのに、また近づいてしまう多家良と友仁。
追加公演でダブルキャスト(役を入れ替えて演じること)することになり、多家良と友仁は入れ替わる才能を見せる。
今切愛姫は二人に振り回されながら、多家良が演じる「山崎」なら心から愛せると気づく。
ドラマ『ダブル』で多家良と愛姫は結ばれる?

『ダブル』に登場する、現役アイドルの今切愛姫(あき)。
宝田多家良と良い関係になるのですが、結ばれるのでしょうか?
結論:
セックスはするが、付き合ってない
(4巻までの現状)
多家良と愛姫の2人は映画の共演で出会い、仲良くなります。
人の名前を覚えられない(覚える気がない?)多家良は、愛姫のことを役名でずっと呼んでいました。
けれど大体、多家良の会話の中心は友仁の話題で、傍目には多家良の友仁への依存は明らかです。
愛姫と仲良くなるほど、多家良は友仁への感情を自覚していきます。
多家良自身が友仁への好意を自覚したのは、愛姫と共演した映画でダメ出しばかりされて悩んだとき。
愛姫の「多家良さんその人に依存してるよね?」と言われたときでした。
多家良の友仁への感情は、まるで捨て犬が人に懐いて、その結果人間になりたいと願うみたいな依存心です。
「俺 友仁さんが好きなんだ」(4巻17P、黒津監督への独白)
「俺は、友仁さんと同じ舞台で戦えるようになりたい」
「友だちになりたい。兄弟にも親子にも恋人にもなりたい。敵も味方もやりたい。隣に住んでいるだけの人にも。全部なりたい」
「友仁さんと板の上で生きたい」
板の上で生きたい、というのは、ずっと一緒に芝居をしたいということですね。
ずっと好意を隠していた多家良ですが、ついに友仁に伝えてしまいました。
結果は、友仁の激怒。
「わかるか、多家良。男の誠実に踏みつけにされる女の気持ちだよ。
お前は俺と、セックスがしたくて一緒にいたのか? 俺に愛してほしくて、芝居を始めたのか?」
(違うと否定する多家良)
「な? もうひとつも信じられないだろ?」
友仁はみじめな気持ちになり、多家良に声を荒げました。
多家良と愛姫の関係はこう変化していきます。
- 映画の共演
- ダメ出しに悩む多家良のホテルに愛姫が訪ねてくる(多家良が友仁に依存していることを自覚)
- 多家良がCM撮影した阿佐ヶ谷でデート
- 多家良がストレスで声が出なくなり求職すると自宅に訪ねてくる愛姫。セックスする。(愛姫のおかげではなく友仁を思い出したことで声が治る)
- 多家良、愛姫、友仁が舞台で共演
うわー、ひっどい三角関係ですね!!
まるで当て馬にされてしまった愛姫ですが、残念ながら(?)ボーイズラブではないので多家良の恋は玉砕し、男女交際になるのか!?どうか!?というおかしな流れです。
4巻までではまだ、多家良と愛姫の関係がどうなるかハッキリしていません。
気になる5巻は2021年12月~2022年1月ごろ発売見込み。
ドラマ『ダブル』結末ネタバレあらすじ考察!多家良と愛姫は結ばれる?まとめ
ドラマ『ダブル』の結末を原作漫画から考察しました。
ドラマオリジナルの結末になる
原作漫画がまだ連載中のため二人が一旦離れ、共演するところまで放送するかも
多家良と愛姫はセックスするが結ばれるかは未定
多家良は友仁に告白するが跳ね除けられる
ということが分かりました。
放送が楽しみですね!
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